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タートルズSS 「Mine」 (ドナテロ×レオナルド) 

閉園を告げるアナウンスと音楽が、静かに止まる。
最後の客を送り出し、鉄製の門扉が閉められる。中に残ったのは、ケイシーとエイプリルの二人だけ…、ではなくて。
「…さ。これで、今夜一晩だけ、この遊園地は貸し切りだよ。」
隣に立つレオに、僕はそう言って笑った。

ケイシーが、この遊園地の遊具の修理を頼まれたのは、確かこれで2回目ぐらいになる。
ということは、ケイシーとエイプリルが修理に当たっている間、僕たちはここで、誰にも気兼ねすることなく遊べる、ってワケだ。
「まあ、たまには遊園地に来る、ってのもいいでしょ?」
「しかしなぁ、ドナテロ…。」
通りを歩きながら、まだレオは神妙な顔つきをしている。その表情は、(遊んでいてもいいのか?)と聞きたげである。
「一晩だけのことなんだし…。それに、僕たちが遊園地に来られるなんて、めったにないじゃない。」
「それはまぁ、そうだけど…。」
呟きながら、レオは辺りを見回す。閉園しているのに、遊園地の中は明かりがついている。遊具のテストのために電源を入れたままにしてあるからなんだけど、…何か、ちょっと不思議な雰囲気だ。
「…と、そうだ。ラファエロとミケランジェロはどうしたんだ?」
「あぁ、あの二人なら…。」
ちょうどゴーカートのコースの横に差し掛かった僕たちの横を、ラファエロとミケランジェロの乗ったカートが駆け抜けていく。
「いやっほー! オイラの華麗なドライビングテクニックを見ろー!」
「ほざいてろミケランジェロ! テクだったら、俺のほうが上だ!」
楽しそうにはしゃぎながら、僕たちを追い抜いていく二人。彼らの行った方向を見ながら、僕は言葉を続けた。
「…ね、もうああやって遊んでるよ。負けたほうが、勝ったほうの言う事、何でも聞くんだってー。」
「……そうか。」
これには、さすがのレオも苦笑を浮かべる。
「だからさ、僕たちも楽しまなくちゃ損だよ。」
「まあ、な…。」
よし、レオも納得してくれた。僕はすかさず彼の前に回りこみ、右の手を取って持ち上げる。
「それじゃあ、僕がレオをエスコートしてあげる。」
「…えっ?」
驚いて目を見開くレオ。僕はその前に片膝を立て、跪いた。
「…どこへなりと、お供いたしますよ、お姫さま。」
手の甲にキスを落とすと、レオは目に見えて真っ赤になる。
「ドナテロっ…!」
手を離さぬまま立ち上がると、レオは赤くなった顔を見られたくないのか、僕の視線から顔を隠す。
「ん? どしたの?」
にっこり笑顔で言うと、レオは視線を宙に彷徨わせたかと思うと、急に俯いて、小さな声で呟いた。
「…『姫』は止めろ。」
「…そこなんだ、突っ込むとこ…。」
あまりに予想外の言葉が出てきたから、僕はつい笑ってしまう。
「…笑うな。」
「えー? 別にいいじゃない。」
僕はレオの隣に戻って、そっと耳もとで囁く。

「レオを『姫』って呼べるのは、僕だけの特権なんだから、さ。」

もう一回目を見開いて、レオは僕の方にゆっくりと顔を向ける。
「……どういう意味だ?」
「そのまんまの意味だよ?」
少しの沈黙の後、僕たちは揃って笑みを漏らす。まだ繋いだままの手を引っ張り、僕は駆け出した。
「さ、行こうよ。」
「…あぁ。」
しょうがないな、っていう感じで笑ってくれる、僕らのリーダー。繋いだ手の中の温もりが嬉しくて、僕はレオの手のひらをさっきよりもしっかりと握った。


そう。

レオを「姫」って呼べる権利も、僕だけのもの。

この、はにかんだような笑顔も、僕だけのもの。






L「世界で一番お姫さま、だ。そういう扱いを心がけろ。」
D「……えぇぇぇ、さっき自分で姫呼ばわりは止めろって言っておきながら何なのその言い草は」

あおきです。どうも。
何というか、「これはひどい」としか言いようがない。

ついった診断メーカーで、「ドSな主人公とガチ百合ヒロインが遊園地でいちゃこらするSSを書く」ってのが出まして、RLかDLか迷っていましたら、DLがいいと言われてしまいました。

こないだまで、寒色は取り扱ってなかったのに。網羅してもうた。まぁいいか。
タイトルにも悩みまして、世界で一番お姫さま - ワールドイズマイン - だったらもう普通に「マイン」で良くね?
独占欲の強いドナちゃんです。


以下、ちょいとえろすなおまけ



















「よっ、と…。」
扉を閉めると、少しだけゴンドラが揺れる。だ、それもすぐに治まった。
「…うわー、完全に二人きりだね、レオ…。」
「……あぁ。」
僕たちがいるのは、観覧車のゴンドラの中の一つ。ゆっくり上昇を始めると、周りの景色も徐々に変わっていく。
(まぁ、…密室、なんだよね…。)
そう思うと、僕は急に気恥ずかしくなった。恋人と一緒にいる、この狭いスペース。絶好、とも言えるシチュエーションだ。
(ちょっと、緊張するよねー…。)
ちらりと、向かい側の座席にいるレオの様子を盗み見る。彼は何故か、じっと足元を見つめて、身を小さくしていた。
「…どしたの?」
「…ん、いや、何でもない…。」
そうは言うけど、レオは相変わらず足元に視線をやったまま。せっかくのこの景色を見ようともしない。
「…もしかして、まだちょっと、高いところが怖い、とか?」
冗談めかして言った僕の言葉に、何と彼はこくりと頷いた。
「少し、な…。」
「…ありゃ、ゴメン。だったら観覧車は止めた方が良かったね…。」
「大丈夫だから…。」
表情は少し和らいだけど、どうすればいいかな…。
(…そうだ!)
次の瞬間、僕の頭に名案がひらめく。僕はタイミングを見て、レオの隣の席に移動した。
「よいしょっ。」
「うわっ!」
僕の移動で、ゴンドラが揺れる。思わず僕に抱きついてきたレオに、僕はにっこりと笑って見せた。
「ね、側にいれば、怖くないでしょ?」
「逆効果だ! まったく…。」
怒ったような口調でも、レオは僕から離れようとしない。強がっちゃって…。
周りを見ると、そろそろゴンドラが観覧車の真上に到達するようだ。それなら…。
「…ねぇ、レオ?」
「…何だ?」
こちらを見上げる彼の唇に、僕はゴンドラが頂上を通過すると同時に、口付けを落とした。
「んっ…!」
そのまま舌を絡め、思う様レオの口内を舐め回す。ほんの少し唇を離して、僕はそっと愛の言葉を囁いた。
「…大好きだよ、レオ。」
再び唇を重ねて、強く吸う。その隙に、僕は彼の足の付け根に指先を這わせた。
「んっ、ふ…!」
指でなぞると、レオはびくりと体を震わせる。涙で滲んだ瞳が愛しくて、僕はレオの肩をしっかりと抱いた。
「…いいよね? 二人きりだし…。」
「あっ、待て、ドナテロっ…!」
首筋に舌を這わせ、脇腹を撫で上げ、僕はレオの弱いところを的確に攻めていく。
「うっ、く…!」
荒い息を付きながら、レオは僕が与える熱に蕩けそうになっている。 
…彼のこんな表情を見られるのも、僕だけの特権だ。
「…っは、あっ…!」
誘いに応じて、レオの中心部が顔をのぞかせる。しっとりと濡れたそれを口に含もうとして、身を屈めたところで、
「……おい。」
いきなりゴンドラの扉が開けられ、ラフとマイキーが僕たちに視線を向ける。
「あれ?」
気づかないうちに、ゴンドラは一周してしまい、僕たちは下に戻ってきたらしい。
「ケイシーの奴が、修理が終わったってよ。そろそろ帰るみたいだぜ。」
「そっかー…。」
話をしていても、ゴンドラは止まらない。僕もレオも降りない。
「何やってんだ?」
「んー?」
もうすぐ乗り場を通過する、というところで、僕は普通にゴンドラの扉を閉めた。
「ドナテロ、何やってんだ!?」
「悪いけどー、もう一周させてねー。」
ラフとマイキーを置き去りにして、ゴンドラはまた上昇を始める。席に戻ると、レオが薄っすらと目を開けた。
「ドナテロ…、何で…?」
「何でって、中途半端じゃ辛いでしょう?」
「…それは、そうだけどっ…!」
指先で誘い出すと、レオの中心は完全に天を向いた。
「くうっ!」
「…それに、さ。」

もう少し、レオを独り占めしていたいし、ね。

「ぁ…。」
「納得した?」
先端を指の腹で撫でて、漏れ出た蜜の粘りを確かめる。
「…じゃあ、続けようか。」
びくびくと脈打つそれを、僕は身を屈めて、一思いに口に含んだ。


あと一周分、貴重なこの二人だけの空間を、楽しませてもらおうかな。





えろす展開になると、途端に口説き文句に磨きが掛かる、うちのドナたん。w
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