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タートルズSS 「Smile」 (ダークレオ×レオナルド) 

目が覚めると、俺は知らない場所にいた。
「…あ?」
いつも寝起きしている場所とは違う、キレイに片付けられた、清潔な場所。
今、俺が横たわっているベッドも、自分の寝床とは違う。そして、自分の周りを囲む、薄青い、膜のようなもの。
(…あぁ、思い出した。)
確か俺は、兄弟の攻撃からあのガキ…、コーディとか言ったか、そいつをかばって怪我をして、よりによってあいつらに保護されて、ここに寝かされてるんだった…。
「……。」
両腕を枕代わりに、頭の下に置く。同時に、俺は右の方に誰かの気配を感じた。
「起きたか。」
視線をそちらに向けると、奴は俺に声を掛けてきた。レオナルド。俺の…、オリジナル。
奴は、手に何かの皿が乗ったトレーを持っていた。そのまま、奴は青いシールドを通り抜け、俺の枕元に腰掛ける。
「朝食を持ってきたんだ。」
そう言って、奴はトレーを置く。皿の中をのぞいてみると、…何か、よく分からないものが入っていた。匂いは牛乳のようだが…。
「…何だ、これは。」
「シリアルだ。栄養がある。」
スプーンを入れた皿を差し出され、俺は困惑した。こんなの、食べたことがない。
「要らん。」
「そう言うな。腹も減っているだろう?」
一度断ったにも関わらず、奴はしつこくそれを俺に勧めてくる。
「要らんと言ったら、要らん!」
それだけ言い放ち、俺は奴に背を向ける。しかし奴は、俺の前までわざわざ回りこんできて、もう一度皿を突きつけてくる。
「ダメだ。食べないと、治るものも治らないぞ!」
口調は変わらないが、俺を見つめる視線には、有無を言わさないものがあった。
「ほら。」
どうしても食べさせたいのか、奴はシリアルとやらをスプーンにすくって、俺の口もとに差し出してくる。半ばやけになって、俺は差し出されたスプーンに噛り付き、適当に噛んで飲み下した。
「美味いか?」
「……あぁ。」
「良かった…!」
俺が一口でも食べたことで安心したのか、奴が笑顔を浮かべる。それを見て、何故か俺はどきっとしてしまった。
「さ、もう一口…。」
「いい。自分で食う。」
俺は奴の手からシリアルの皿を奪い取り、ばくばくと食い始める。その様子を、奴は満足そうに見ていた。


(何だろうな…。)
シリアルを全て食べ終えると、奴は皿を受け取って部屋から出て行く。残された俺は、ベッドの上でごろりと体勢を変えた。
(落ち着いている、っていうのは、こういう事をいうのか…。)
兄弟たちと食い物を奪い合い、ただひたすらタートルズを倒すことだけを念頭に置いていた。
それがどうだ。日頃の荒んだ生活とは真逆の、この、退屈なぐらいに静かな生活。
(体が本調子ではないから、こんな考えを持つんだ、きっと…。)
眠気に目を閉じると、何故か先ほどの奴の笑顔が頭に浮かんでくる。ほっとしたような、穏やかな表情。
(……まぁ、悪くは、ねぇな。)
いつの間にか、俺は奴と似たような笑みを浮かべていた。それに気づくことなく、俺はとろとろと眠りに落ち始めていた。





たぶん、夫婦じゃない。

あおきです。どうも。
2月に行ったSSリクエスト企画、その第1弾、「ラブラブ夫婦な闇レオレオ」です。

本当は、パラレルって感じで、二人が本当に夫婦っぽくなってて、同棲してて…みたいな話を考えてたんですけど、何だかなぁ…という、良く分からない理由で、ボツになりますた。

その代わり、みんなの憧れ「はい、あーん♪」シチュを入れましたので!(^ω^三^ω^)


もっと早く仕上げるべきだったんですけど、体調不良と地震の影響とで、ここまで伸ばし伸ばしに。申し訳ないです。

残りも、出来るだけ早く上げます!


では、今回はこの辺で。
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