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タートルズSS 「Evergreen」 (ダークレオ×レオナルド、捧げ物) 

コーディのペントハウスを、誰にも分からないように、そっと抜け出す。
俺が向かったのは、繁華街にある、「ジェイの店」。そこで、俺はある人物と待ち合わせをしていた。
自然と速まる足。胸の高鳴りを押さえながら、俺は交差点を渡り、待ち合わせの場所へと急いだ。
ジェイの店に着くと、ホットドッグの良い香りが漂ってくる。しかし、彼の姿はまだ見えない。
(早く、来すぎたかな…。)
ため息をついて、俺は腕の時計を見る。そろそろ、時間なんだが…。
「…あ!」
通りを見つめていた俺は、目指す相手の姿を認め、思わず声を上げた。
ダークレオナルド。身長が高い彼は、人混みの中にいても、すぐに見つけることが出来る。
ふっと顔を上げた彼が、こちらを見る。俺の存在に気づいたらしく、彼は笑顔を浮かべて、軽く手を挙げた。
「済まない、待たせてしまったか?」
「いや、大丈夫だ。」
「…そうか。」
こんなに短い言葉のやりとりでも、幸せに感じてしまうくらいに、俺は彼のことを想っているようだ…。
ホットドッグを買うため、俺たちはレジ前の行列に並ぶ。と、俺は彼が手に提げている、小さな紙袋に気づいた。何だろう…。
「ここは、いつもこんなに行列が出来ているのか?」
「あぁ。安くて美味いし…。俺の兄弟たちも、ここのホットドッグが大好きなんだ。」
「…俺も実は、気に入っている。」
少し恥ずかしそうに呟く彼に分からないように、俺は小さく笑みをこぼす。
「…俺たちの好物を、お前も気に入ってくれて、良かったよ。」
だからこそ、こういう風に約束をして、彼に会うことが出来るのだから。

少し待って、やっと俺たちの番になる。それぞれ好みのホットドッグを注文して、空いていた席に並んで腰掛ける。
彼は手にしていた紙袋を、俺とは反対側に置く。俺は好奇心に負けて、とうとう彼に聞いてみた。
「…なぁ、その袋だけど、何が入ってるんだ?」
「あぁ…。」
俺の問いに、彼は短く答え、横の紙袋に手を入れて、中のものを取り出す。それは、
「…あ、あの時の…!」
コーディを庇って負傷した彼が、傷の治療という名目で、ペントハウスに滞在していたとき。
俺は、彼と少し話をした。その時に、先生が持っていた盆栽を一つ、彼に渡していたのだ。それが今、ここにある。
キレイに刈り揃えられたそれは、葉の色も瑞々しく、手入れが行き届いていた。
「お前に見てもらいたくて、持ってきた。」
「ちゃんと、大切にしてくれてるんだな…。」
「…当たり前だ。お前から貰ったものだ。…粗末にするわけがない。」
「そうか…。」
何だか無性に嬉しくなって、俺は頼んだジュースを一口飲んだ。すると、次に彼が呟いた一言が、俺を硬直させてしまう。
「…お前と同じ、キレイな緑色だ。」
「うっ…!」
喉を詰まらせたものの、俺は何とかジュースを飲み込み、彼に視線を向ける。言った当人である彼も照れているらしく、俺の視線を避けるように、あらぬ方向を向いている。が、明らかに顔は赤くなっていた。
(あぁ、もう…!)
その様子に、俺の顔まで赤くなってしまう。照れているのをごまかすため、俺は目の前のホットドッグを、口いっぱいに頬張った。






闇レオを筆頭に、闇ガイズが愛しくてたまりません。あおきです。

えー、ジェイの店での秘密のデート、第2弾です。
キスも何もしないんですけど、そこはかとなく漂う甘い雰囲気、みたいなのが書きたくて、こんな感じになりました。
照れまくる二人、可愛いです(^ω^三^ω^)

タイトルの「Evergreen」ですが、FF23話で、レオが闇レオに盆栽を渡してたじゃないですか。
盆栽って、松とかの常緑樹が多いんですよね。

盆栽―松―常緑樹― Evergreen。レオの肌もグリーン!(゚∀゚)

あとは、「常に新鮮な」という意味もあります。二人の関係は、いつも新鮮であってほしい。


ダブルミーニングうめぇ。(^ω^三^ω^)


このSSは、いつもお世話になっている「Infinite Orbit」の椋都様の、お誕生日プレゼントSSです。
椋都様のみ、お持ち帰り可ですv


では、今回はこの辺で。
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