09« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»11

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カテゴリ: スポンサー広告

tb: --    cm: --

タートルズSS 「Straight!」 (ラファエロ×レオナルド) 

月明かりの下、無数の足音が俺たちを追ってくる。
「ったく、しつこい奴らだ!」
俺の隣を走るラファエロが毒づく。俺は口には出さず、こくりと頷いた。
二人で夜のトレーニングに出た直後、フットソルジャーに見つかってしまった。案の定、奴らは俺たちを追いかけてきた。
もう、十五分以上、こうやって逃げ続けている。この辺りで蹴りをつけたかった。
「ラファエロ!」
「ああ、分かってるよ!」
目の前に見えた、少し広めのビルの屋上。そこで俺たちは、フットソルジャーたちを迎え撃つことにした。
足を止めた俺たちを取り囲むように、奴らはこちらを向いて武器を構える。
俺たちも自分の武器を引き抜き、大きく息を吐き出す。
「…来いよ。」
俺の挑発に乗ったのか、奴らは一斉に襲いかかってきた。
長時間追い回されたお返しとばかりに、俺たちは次々と奴らを地に伏せさせていく。
一人と切り結びながら横目で見ると、ラファエロは数人のフットソルジャーに、屋上の隅に追いつめられていた。
振り降ろされてきた棍棒をサイで受け止め、腹に蹴りを叩き込む。
あの様子なら、楽勝に思えた。だけど。
「うおっ…!」
次に俺が見たのは、彼が飛びかかってきた敵と一緒に、ビルから落ちていく姿だった。
「ラファエロっ!」
俺は切り結んでいた相手をようやく倒し、残りの数人を瞬く間に切り伏せた。
逃げていく奴らには目もくれず、俺はさっきまでラファエロがいた場所へと駆け寄る。一刻も早く、彼がどうなったのか確かめたかった。
「あ…っ!」
俺が口をわななかせた次の瞬間、それまで何もなかったところを、濃い緑色の手が掴んだ。
思わず息を呑むと、もう一本の手が伸びてくる。続いて、風にたなびく赤いハチマキも。
「ラファエロ!」
壁を登ってくる彼に、俺は手を差し伸べる。
「…あー、えらい目にあったぜ。」
疲れたように息を吐き、後頭部を掻くラファエロ。そんな彼を、俺は両の腕でそっと抱きしめた。
「なっ…! …おい、レオナルド。どうした?」
「良かった…。お前が無事で…!」
腕に感じるこの温もりが、今は無性に嬉しかった。
「…俺が、簡単にやられるわけがねぇだろ?」
「…兄弟を心配するのは、当たり前だろう。」
抱きついてしまったのが照れくさくて、わざと普通に兄らしいことを言ってみる。だけど、
「……兄弟、か。本当にそんだけか?」
「うっ…。」
分かっていた。彼に照れ隠しなど通用しないって。
「はっきり言ってみろよ、レオナルド。」
「……ら、ラファエロが、その…。」
気恥ずかしくて、俺はそこで言葉を切る。ちらりと様子を伺うと、ラファエロは次の言葉を求めて、俺をじっと見つめているのが分かる。
「……っ!」
とうとう耐え切れなくなった俺は、無言のままラファエロに口付けた。
今、俺が取れる、気持ちを表すための、もっともストレートな行動。
最初は驚いていたラファエロも、すぐに目を閉じ、差し入れた俺の舌を受け止めてくれる。
軽く絡ませただけで離すと、俺は真っ赤になった顔を彼の首筋に埋めた。
「…こ、これで、分かったか…?」
さらに恥ずかしくなって、微かに震え始める自分の体。しかし、ラファエロが耳もとで漏らした苦笑に、ぴくん、と即座に反応してしまう。
「ったく、相変わらず素直じゃねぇなぁ…。」
「えっ、ラフ…!」
顎に置かれた指で無理やり上を向かされ、押さえ込むように唇を奪われる。
息が苦しくなるくらいに、長い口付け。涙で滲んだ視界が、赤で埋め尽くされる。
「…好きだ。」
吐息交じりの囁きに、俺は文字通り酔いしれる。短い言葉は、どこまでも真っ直ぐに、俺の心に届くから。
「ラフっ…!」
彼の背に回した腕に、改めて力を込める。後頭部に添えられたラファエロの手が、俺を安心させてくれた。

なかなか言葉に出せないけれど、自分の想いは確実に伝わっているだろう。





この
リア獣
どもめ!!\(^o^)/



何かよくわからない出来なうえに、やっぱり糖度高いよ!

疲れてるんでしょうね、きっと。

書き逃げします。でわ。
スポンサーサイト

カテゴリ: タートルズSS(RL)

tb: 0   cm: 0

« タートルズSS 「アニキのキモチ」 (ラファエロ×レオナルド)  |  タートルズSS 「特効薬」 (ラフ×にょレオ) »

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://deepaquaforest.blog106.fc2.com/tb.php/66-716c3aa4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。