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タートルズSS 「一緒に行こう」 (ラファエロ×レオナルド) 

(註:舞台はFFです。)



(何だってんだ、ちくしょう…!)
一人で道を歩きながら、俺は心の中で毒づいていた。
今夜、マディソン・スクエア・ガーデンでレスリングの試合があるってのに、俺以外のだーれも来やしねぇ。
ずっと家の中に引きこもってて、イライラしていたところだった。丁度いいストレス解消の場だと思って、皆を誘ったのに…。
結局、意気揚々と出かけてきたのは、俺だけ。
「はぁ…。」
何だか気が抜けてしまって、俺はがっくりと肩を落とした。と、
「ラファエロ!」
声を掛けられて振り向くと、レオナルドが俺を追ってきていた。何だ…?
「…はぁ、やっと追いついた…。」
俺の前で足を止め、荒い息をつくレオナルド。来てくれたことを内心嬉しく思いながらも、俺はあえて不機嫌を装った。
「…何だよ。」
「俺も、ラファエロと一緒に行くよ。」
「えっ…?」
不覚にも、レオナルドの言葉に胸がときめく。そんな俺の様子に気づかず、レオナルドは手の中の小さなカードを俺に見せた。
「ほら、コーディからチケット代も貰って来た。」
そう言われて俺は、初めて自分が手ぶらだったのを思い出した。
「…あー、そうだな。タダで見られるわけがねぇもんな。悪ぃ…。」
「はは…。さぁ、行こう。」
そうして俺たちは、並んで歩き出す。レオナルドと二人きり、か…。
「…何だか、デートみてぇ、だよな…。」
「うっ…!」
ぽつりと漏らした俺の独り言に、過剰なまでにレオナルドが反応する。
「そ…、そういう事言うなよ、照れるだろう…。」
「……悪ぃ。」
弱った。二人して顔が赤い。俺は何気ない振りをしながら、隣を歩くレオナルドに向かって、そっと手を差し出した。
「…!」
それに気づき、レオナルドもそっと俺の手を握ってくる。こうなると、ちっと恥ずかしくて、顔が見られねぇんだが…。
手の中の温もりが、無性に愛しい。きっとレオナルドも同じだろう。
俺たちはずっと手を繋いだまま、マディソン・スクエア・ガーデンへと向かった。

レスリングが見られるのも楽しみだが、俺はレオナルドが「一緒に行く」と言ってくれたことの方が、嬉しかった。






みんな大好きFF4話!

一人で飛び出してったラフと、後から行ったレオが、どんな風に合流すんのかな、と思って、こんなのを書いてみました。
あの話は、もうラフとレオのプロレス観戦デートですよね!

FF大好きです。一日も早い日本での公開を望みます。

では、今日はこの辺で。
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カテゴリ: タートルズSS(RL)

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