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タートルズSS 「Shower room 2」 (ラファエロ×レオナルド) 

ノズルを捻ると、すぐに温かいお湯が頭上から落ちてくる。
「ふぅ…。」
気持ちを和らげてくれる温かさに、俺は深く息を吐いた。
ひとしきり、体を濡らした後。俺は自分のボディーブラシを手に取り、そこで動きを止めた。
いつも自分が使っているボディシャンプーの横に、もう一つ、違う種類のものが置かれている。これは、確か…。
(…ラファエロの、だよな…。)
少し顔を赤らめて、俺はそのシャンプーのボトルを手にとって見る。ラファエロはこれが気に入っているらしく、少なくなるたびに外に買い足しに出ていた。
「……。」
高鳴る胸を押さえつつ、俺はラファエロのシャンプーを二回ほどプッシュし、ブラシの上に広げる。お湯を加えて泡立てると、どくん、と音を立てて心臓が高鳴った。
(ラファエロの、匂いだ…。)
いつも身近で感じている。ラファエロの匂い。それが今、自分の手元から立ち上っている。
そのまま体を洗い続けると、俺の体はラファエロの匂いに包まれていく。それが、まるで本当にラファエロに抱きしめてもらっているかのようで…。
「ラファエロ…。」
流してしまうのが勿体ないような気もするが、そうしないとシャワールームから出られない。俺は名残惜しく思いながらも、自分を包む泡をきれいに流し落とした。

体をよく拭いてから出ると、ソファーでテレビを見ていたラファエロが、ひょいとこちらを振り返った。
「…待ってたぜ、レオナルド。」
「えっ…?」
待ってた…? 俺を…?
内心の動揺をよそに、ラファエロは大きく伸びをし、
「んじゃ、俺もシャワー浴びてくっかな…。」
…あぁ、何だ。そういう事か…。
「…分かった。」
ラファエロは鼻歌を歌いながら、俺と入れ替わりにシャワールームへ入っていく。残された俺は、まだあいつの温もりが残るソファーに腰掛け、読みかけの本を読み始めた。

それから十分ぐらい経ったころ、シャワーを浴びて出てきたラファエロが、牛乳とマグカップを手に俺の横に座り込んだ。
「あー…。」
カップに牛乳を満たし、ラファエロはそれを美味しそうに喉を鳴らして飲み干す。思わず浮かべた笑みが、次の瞬間、怪訝なものに変わった。
「ラファエロ、もしかして…。」
二杯目を口に運ぼうとしていたラファエロは、俺の言葉にその手を止める。俺は鼻をひくつかせて、疑念を確信に変えた。
「…何だよ。」
「やっぱり…、俺のシャンプー使っただろ。」
そう、今ラファエロから漂ってくる香りは、普段自分が使っているシャンプーと同じものだった。
「うるせぇ。お前だって、俺のシャンプー使ったじゃねぇか。…おあいこだ。」
「あっ…!」
気づかれてた…!
「さっき、すれ違ったときに気づいた。だからそのお返し、ってことだ。…なかなか良い匂いだな。」
笑みを浮かべて、ラファエロは自分の腕の匂いを嗅ぐ。
「…レオナルドの匂いだ。」
「…同じ事を、思った…。ラファエロの匂いがする、って…。」
「ま、悪くはねぇな。」
互いが、互いの香りを身に纏っている。ラファエロは二杯目の牛乳を半分ほど飲んで、カップをテーブルに置いた。
「そうなると、だ。」
ラファエロの榛色の瞳が、俺を見つめる。ゆっくりと近づいてくるその顔に、俺は少し体を引いた。
「…匂いだけじゃ、足りなくなっちまうんだよな。」
「ラファエロっ…!」
ソファーの上に押し倒され、唇を奪われる。入ってきた舌が、歯列をなぞり、俺の舌を探り当て、誘い出す。
手の中の文庫本が床に落ちたのにも気づかないほど、俺はラファエロからのキスに酔いしれていた。






本当に、突発的に思いつきました。
自分がシャワーを浴びてるときに、「ラフとレオが互いのシャンプーを取りかえっこして使ってたら良いなぁ」なんてのが頭をよぎったせいで!

ラフの目を「榛色」と表現したのは、完全に自分の趣味ですw


最近ラフレオ率高いなぁ…。自分の頭ながら、どうなっているんでしょうか。

では、今回はこの辺で。

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