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タートルズSS 「truly madly deeply」 (ラファエロ×レオナルド) 

ぱちぱちと音を立てて、暖炉の火が燃えている。
階段を下りてきたラファエロは、その中に新しい薪を3本ほど放り込み、腰に手を当てた。
真っ暗な室内で聞こえてくるのは、暖炉で火が燃える音、深々と降り積もる雪の微かな音、そして、
「……。」
ソファに横たわる、レオナルドの穏やかな寝息のみ。
彼を起こさないように注意しながら、ラファエロはレオナルドの枕元へと歩み寄る。
昼間は皆がいたから、二人きりになれなかった。夜、皆が寝静まった今、ようやっと落ち着いて二人きりになれたのだ。
「ん……。」
安心したように、笑顔のまま眠りにつくレオナルド。その表情に、ラファエロはぐっと胸を詰まらせる。
…心身共に深く傷ついて、ようやく目が覚め、自分たちの所に戻ってきた長兄。
危機は脱したというが、まだしばらくは静養させる必要がある。
頭を撫でると、少しくすぐったそうな吐息を漏らす。そんなレオナルドを優しく見つめながら、ラファエロは静かに話し出した。
「…レオナルド。そのままでいいから、聞いてくれ。」
ラファエロはレオナルドの枕元に座り込み、その寝顔に愛おしそうな視線を向ける。
「…さっき言えなかったことを、今伝えるぜ。つまり、俺が言いたかったのは…。」
胸に込み上げてきた思いに、ラファエロは言葉を失う。行き場のなくなった手のひらを固く握り締め、涙が零れそうになるのを我慢する。
少しの沈黙の後、ラファエロは絞り出すように一言だけ言った。
「…お前の事が、本当に大切だから、居てくんねぇと困るんだ。」
本当に、どうしようもないほどに、心の底からレオナルドを愛しているから。
なかなか自分に素直になれないラファエロの、精一杯の言葉だった。
「……いつも、俺の隣にいろ。お前を傷つけるもの全部から、お前を守ってやるから。」
雪のように心に降り積もる、レオナルドへの想い。その結晶が一筋、尾を引いて流れ落ちる。
後から後から溢れてくるそれを拭こうともせず、ラファエロは額に手をやって体を震わせる。と、
「…ラフ。」
名前を呼ばれて、ラファエロは目を開ける。すると、目を覚ましていたレオナルドが、ラファエロの頬にその手を伸ばしていた。
「レオナルド…!」
「…全部、聞こえてた。」
頬に残った涙を拭い、レオナルドは静かに笑う。
「…起こしちまったか?」
ラファエロの言葉に、レオナルドはゆっくりと首を振る。と、今度はラファエロから、枕に沈み込むレオナルドの頬に手を伸ばした。
ごく自然に、二人は唇を重ねあう。深く長く、互いを確かめ合うように。
唇を離しただけの至近距離で、ラファエロはレオナルドにしか聞こえないような小さな声で囁いた。
「…お帰り、レオ。」
「…ただいま、ラフ。」
暖炉の火と雪明かりに照らされながら、二人はもう一度唇を重ね、大切なものを腕の中にしっかりと抱きしめた。






さあ、砂糖を吐いてくれ。

自分で書いておきながら、甘すぎですよね。書いてる本人が砂糖を吐きそうです(∥゚Д゚)<∴∴∵∵ ざらざら。

もうお分かりでしょうが、これは新亀19話の直後です。
25だとツンデレ弾幕で見えないんですよねー。

…うーん、デレすぎだな。


では、今回はこの辺で。
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カテゴリ: タートルズSS(RL)

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