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タートルズSS 「snug」 (ラファエロ×レオナルド、おっさん) 

(註:このSSは、当サイトに置いてあります、サラリーマンラフ×喫茶店のマスターレオのSSでございます。設定が分からないと仰る方は、サイトのほうにあるSSを先に読んでいただけると嬉しいです。)




「うー、寒ぃ…!」
深夜、目を覚ました俺は、急に用を足したくなり、暖かいベッドの中から思い切って抜け出した。
途端に、冷え切った空気が体を包む。タイマー設定しておいたファンヒーターはとっくに切れており、暖かい空気はほとんどなくなっていた。そんな中を、小さく震えながら歩く。
アコーディオンカーテンを開けると、やはり冷え切ったリビングが広がる。俺はレオナルドを起こさないように、静かにリビングを通り抜け、用を足す。水道の蛇口を捻ると、凍る寸前ではないかというくらい冷えた水が出てきた。
(うあー…!)
指先がびりびりと震えるぐらいの冷たさに耐えつつ、俺は手を洗い終える。タオルで濡れた手を拭くも、完全に感覚が消えうせている。何か、温かいものは…。
視線を巡らすと、リビングの壁際にあるベッドが目に飛び込む。ベッドの持ち主であるレオナルドは、布団ですっぽり体をくるんで、ぐっすりと眠っていた。その寝顔をを見ているうちに、ふと、いたずら心が沸き起こる。
(よし…。)
意を決した俺は、レオナルドが体にかけている布団を捲り上げ、出来た隙間に潜り込み、身を横たえた。
「あー、あったけー…。」
レオナルドの体温で温まった空間。冷え切った俺の体を、ふわりと包んでくれる。深く息を吐くと、キレイな琥珀色の瞳が、至近距離から俺を睨みつけていた。
「…お、起こしちまったか?」
軽い口調で言いながら、俺は寝返りを打ち、レオナルドの体を抱きしめる。すると、途端に彼の顔が強張った。
「つめ、た…!」
「あ? …あー、手ぇ洗ってきたからな。仕方ねぇだろ。」
まぁ、いきなり抱きしめるのも可哀想か。そう思って手を引っ込めると、レオナルドは俺の手を掴み、冷えた指先を自分の手のひらで温めてくれた。
「…悪ぃな。」
「いや…。」
自分の体温を俺の手に塗りこむように、レオナルドは俺の指先を握って、擦り続けてくれる。少しずつ感覚が戻ってきて、俺は改めてレオナルドに礼を言った。
「ありがとな。助かった。」
そろそろいいだろうとばかりに、俺はレオナルドの体を抱きしめる。今度は文句を言うこともなく、レオナルドは俺の腕の中にすっぽり収まる。
しかし、その目は開かれたまま。どうしたのかと思っていると、不意にレオナルドが口を開いた。
「…ラファエロ。」
「ん? どうした。」
「…し、しない、のか?」
ようやく聞き取れる程の小さい声で、彼はそんなセリフを吐く。しないのかって、つまり…!?
「……っ。」
彼の意図を察し、俺は本気で顔を赤らめる。しばし虚空に視線を彷徨わせ、やっと一言だけ口にした。
「あ、明日、仕事行ったら、次の日は休みだからよ。明日の夜、な。」
「……。」
レオナルドは、少し不満そうに口を尖らせる。俺は彼を宥めるために、最終手段を使った。
「…今は、コレで我慢しとけ。」
拗ねたままの唇を奪うと、レオナルドは一瞬目を見開き、すぐに目を閉じてキスを受け入れる。
「…な?」
予想外にキスをもらったのが嬉しかったのか、レオナルドは頬を染めて、こくりと頷く。ったく、何だってこんな可愛い反応なんだ。
「…お休み。」
照れ隠しか、レオナルドはもごもごと呟いて、俺の胸に顔を埋めてしまう。程なくして、穏やかな寝息が聞こえてきた。
「…ん、お休み。」
背中に回した手に力を込めて、俺も小さく呟く。そして、首だけ天井に向けた状態で、苦笑を漏らした。


よりによって、「しないのか」と来た。
確かに、俺もあの行為は嫌いではない。が、それだけが全てではない。俺にとっては、レオナルドと一緒の時間を過ごせることが、もうすでに幸せなのだから。
(ま、そんだけ、俺を欲しがってくれてる、ってことだわな…。)
可愛らしいおねだり。悪い気がするはずもない。明日の夜、楽しみにしてろよな。
すっかり温まった体。俺もレオナルドの後を追うように、眠気に任せて目を閉じた。






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あおきです。どうも。今回は久々におっさんラフレオですん。
…でも、このレオの反応を見る限り、ほんとにおっさんか…? と疑問が残る仕上がりに。

…これでもおっさんだよ

タイトルですが、「温かい」をモチーフに話を書きたいな → 和英辞典のお世話に → snug…? → 意味:寄り添って心地よく就寝する

ktkr(゚∀゚)

いくつか意味がある中での一例ですが、こんなにぴったりくる単語はねぇだろう、という。

明日の夜、二人がどうなるかは、押して知るべし(・∀・)


では、今日はこの辺で。
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