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タートルズSS 「道化の手に愛を」 (闇レオ×レオ) 

操られていた。

踊らされていた。

しかし、そんな俺でも、彼は「好きだ」と言ってくれた。

だから俺は、…いずれ来る別れの日を、出来るだけ意識しないように過ごしていた。


我が家で、身支度を整えていると、ドナテロがそっと顔を出してきた。
「…レオナルド、また、アイツに会いにいくのか?」
「…あぁ。」
短く返事をして、俺はドナテロに向き直る。ドナテロが言う「アイツ」というのは、…俺のオリジナルである、もう一人の「レオナルド」のことだ。
「…あまり、深入りするなよ。分かってるんだろ?」
「……。」
彼の忠告に耳を貸さず、俺は無言で我が家を後にした。


俺たちを作り出した存在が消滅してからというもの、俺たちにはタートルズと敵対する理由がなくなってしまった。
この世界で普通に暮らし始めたが、徐々にその暮らしにも慣れてきている。
そして俺は、…自分のオリジナルと心を通わせていた。
以前から、俺は彼に心を惹かれていた。それは、彼が俺のオリジナルであるがための、ある種の「リンク」であったとも言えるかもしれない。しかし今は、正しい意味で、彼を愛しく思っている。そして彼も、俺を好きでいてくれている。単純に、嬉しいことだった。
(だが…。)
以前に聞かされた、真実。彼らはこの時代の存在ではなく、いつか、自分たちが元々いた時代に、帰らなければならない、ということ。つまり、この先に待っているのは…。
(……!)
襲い来た胸の痛みに、表情が歪む。…考えないようにしていた。目を背けていた。しかし、いずれは考えなければならないこと。ドナテロが「深入りするな」と言うのも、それを踏まえてであろう。
だけど、…どうしても、想いが消えてくれない。だから俺は、こうして彼に会いに行ってしまうんだ…。

待ち合わせ場所に行くと、すでに彼が俺を待っていた。彼は俯いていたが、やがて顔を上げて、俺の姿を認め、ぱっと笑顔になる。
「ダークレオナルド…。」
聞こえてきた彼の声に、俺は軽く手を上げて答える。…何度見てもそうだ。彼の姿を目に映した途端に、愛しさが溢れ出す。彼を抱きしめると、愛しさは更に強くなる。

…そうだな、彼といる時は、いつか必ず来る別れのときのことなど、考えないようにしよう。

後で泣く馬鹿は、俺だけでいい。






あれ、お題はどこいった…?

別れなければならない運命の二人です。きっと、レオが帰ってしまっても、闇レオの想いは消えないでしょう。

…前にも同じようなことを言った気がしますが、今日はこの辺で。
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