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タートルズSS 「Proud of you」 (ラファエロ×レオナルド) 

降り出した雨が、容赦なく体温を奪っていく。
フットソルジャーたちに追われた俺とラファエロは、人気のない廃ビルに逃げ込んだ。
「…ちっ、くっそ、しつこい奴らだぜ…!」
そう零しながら、ラファエロは壁を背にして、ずるずるとへたり込む。ラファエロの肌から落ちた雫が、床に丸い染みを作る。
ラファエロは荒い息をつきながら、右の手で左の腕を強く押さえている。指の間から血が滲んでいる。俺をかばって、ケガをしたからだ。
「ラファエロ、その腕、見せてみろ。」
俺は隣に座り込み、ラファエロの腕に手を伸ばす。しかし、彼は首を横に振り、
「…あぁ、大した傷じゃねーよ、こんなの…。」
「っ、だったら、せめて…。」
俺は自分のバンダナを解き、ラファエロの傷を負った箇所に、包帯代わりに巻きつける。雨に濡れてはいるが、これで少しは違うはずだ。
「…ありがとよ。」
バンダナを巻き終えると、ラファエロが小さくお礼の言葉を漏らす。それを聞いて、俺は途端に申し訳なく思った。
「…ごめん、ラファエロ。俺をかばってケガをさせて、こんな事になって…!」
傷に触れぬように気をつけながら、俺はラファエロの腕にすがりつく。本来なら、俺がラファエロを守るべきだったのに、こんな…!
「…レオナルド。」
優しい声で呼ばれて、俺は俯きかけていた顔を、はっと上げる。後頭部に手が添えられ、そっと引き寄せられて…、
「んっ…。」
…雨に濡れて、少しひんやりした、ラファエロの肌。俺を抱きしめる腕に込められた、力の強さ。そして、何よりも俺を落ち着かせてくれる、ラファエロからの口付け。
唇を離し、ラファエロはにっと笑顔を浮かべる。
「俺なら大丈夫だから、そんな顔すんな。」
「あ…。」
言われて初めて、俺は自分が今にも泣きそうな顔をしていることに気づいた。慌てて顔を拭うと、ラファエロはよし、と気合いを入れてたちあがる。
「そろそろ行こうぜ。奴らを蹴散らして、…一緒に我が家に帰るんだからな。」
俺の青を腕に巻きつかせながら、ラファエロは笑う。それを見て、俺も気合いを入れ直した。
「…そうだな、行こう!」
雨はまだ降り続いている。フットソルジャーたちも、まだ俺たちを探しているに違いない。しかし、どんな事があっても、二人一緒であれば、きっと大丈夫だ。


…ラファエロ。

お前を好きになったことを、俺は誇りに思うよ。






あおきです。どうも。

バトラブの練習のつもりだったんですが、肝心のバトルの部分がキレイさっぱりログアウトしました。通常運転です。はい。
糖度も高いしさぁ…。

バトル描写は永遠の課題ですねー。


では、今日はこの辺で。
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