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タートルズSS 「上からフィンセント」 (フィンセント×レオナルド」 

(註:フィンセントは、亀サイト「lantern」様のオリジナルキャラクターです。あらかじめ、ご了承くださいませ。)



俺の前を、弾んだ足取りでフィンセントが歩く。わざわざ俺とお揃いの衣服を着込み、両腕を大きく広げて、楽しそうに。
「フィン、あまりはしゃいで歩いてると、転ぶぞ?」
「だって! レオと二人っきりっていうのが、すっごく嬉しくってさ! ね、これってデートだよね!」
「えっ…!?」
あまりにストレートな彼のセリフに、俺は呆然としてしまう。…確かに、二人きりで出掛けているこの状況、デートと言えばそうなのだが…。
「…フィン、俺たちは普通に買い物に来ただけだぞ?」
「えー、俺はデートだと思いたいな。…ダメ?」
少し困ったように俺を見つめる、フィンセントの赤い瞳。ダメだな、俺はこの目に弱いんだ…。
「う…、わ、分かった。」
「やった!」
俺の隣で、フィンセントが歓声を上げる。無邪気、と言えば聞こえはいいが、時々彼は、無意識に俺を振り回す。しかし、それを迷惑だと思ったことは一度もない。やっぱり…。
「…好きになっちゃった、からかな…。」
「へ? 何か言った?」
また俺の前に出たフィンセントが振り向き、俺に声を掛ける。今の言葉を聞かれたかと思い、俺は慌ててごまかした。
「いや、何でもない。」
「…ふーん。」
納得してくれたのか、フィンセントはまた前を向いて歩き始める。危なかった…! さすがに俺は彼のように、ストレートな物言いをする勇気はない。
「! そうだ!」
ふと、フィンセントが何かを思いついたらしく、くるりと振り返る。そして、とんでもない事を言い出した。
「ねぇレオ、せっかくのデートなんだからさ、キスしてよ。今ここで。」
「なっ…!?」
今度こそ、俺は硬直して、その場に立ち竦む。フィンセントが、俺との体の距離を詰めてくる。自分より少し背の高い彼に、至近距離で見下ろされ、一歩も動けなくなってしまう。
「早く。」
屈託のない笑顔で、フィンセントはキスをせがむ。ここが大勢の人が行き交う、ニューヨークの往来なのにも関わらず。そしていつの間にか、彼の腕が俺の背に回されている。恐らく、キスをしなければ、彼はこの手を離してくれないだろう。…仕方ない!
俺は覚悟を決め、フィンセントの頬を両手で包み込んで引き寄せ、そっと唇を塞いだ。
「……!」
自分の体が、震えているのが分かる。こんな、人目のある場所で、こんな事…!
数秒、唇を重ね合わせた後、俺はそっとフィンセントから体を離す。真っ赤になった顔を見られたくなくて、俯く。すると、小さな含み笑いが頭上から降ってきた。
「…ごちそうさま。冗談のつもりで言ってみたんだけど、まさか本当にしてくれるなんて思わなかったよ。」
自分の唇をぺろりと舐めて、フィンセントは笑う。一方、俺の頭はようやく、先ほど言われたことを理解した。冗談…。
「…冗談だったのか!?」
思わず声を荒げる俺に、フィンセントは悪びれた様子もなく、
「うん。まさかこんなとこで、ねぇ?」
あはは、と、心底おかしそうに笑うフィンセント。そして彼は、俺の耳元に口を寄せ、とどめの一言を言い放った。
「真っ赤になったレオも、可愛いよ。」
「…フィンセント!」
さすがに堪りかねて、俺は彼を捕まえようと手を伸ばす。しかし、彼は俺に捕まらないように、上手く逃げる。自然に始まる追いかけっこ。すっかりフィンセントのペースに嵌っていることに、俺はまだ気づいていなかった。






サディスティックなやつです。

あおきです。どうも。妙なタイトルで申し訳ない。

元ネタは…、まぁ、言うまでもなく。フィンレオ変換しちゃったてへぺろ☆


最後に。

>bn様

申し訳ありませんでした。


では、今日はこの辺で。
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