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必殺SS 「(Don't ask about) meaning of kiss」 (政×竜) 

唇を重ねる。
何度も何度も続けて、深く、相手の内側まで入り込むように。
「んっ…!」
舌を誘い出して強く吸うと、竜は苦しそうな声を出した。
「……っ!」
身をよじらせて政から逃れ、竜は激しく肩で息をする。
「…何なんだいきなり、お前ぇは…!」
「……!」
文句を言う竜だったが、政はそれに構わず、思い詰めたような目をしながら、離れてしまった竜の体を、もう一度抱きしめた。
「おい!」
竜は何とか政の腕から逃れようとするが、腕に込められた力は予想以上に強く、竜をなかなか離さない。
「竜…。」
耳元で、いつもより低い声で囁かれ、竜の体がわずかに震える。
「…何だ。」
「…頼む。何も言わないで、しばらくこのままでいてくれ…。」
真剣そのものの政の口調に、竜は何も言えなくなる。諦めて政の背中に手を回すと、再び唇を奪われた。
「ん…。」
今度は、さきほどのよりも優しかった。角度を変え、少し深く口付けると、竜は自分の下腹部に甘い疼きが広がり始めたのに気づいた。
(やべぇ…。)
竜は出来るだけそれを隠そうとしたが、政に下帯の上から中心部をさぐられ、余計に欲情が煽られる。
「んっ…、…おい、止せっ…!」
「いいから…。」
これ以上されたら、歯止めが効かなくなる。そう思った竜だったが、気づいたときには手遅れであった。
下帯の中で、自分自身が隆起しているのが分かったからだ。
恐らく、政も同じような状況になっているだろう。腰のあたりに篭もった熱が、抱きしめられた全身に広がってきている。
我慢も限界に達し、竜はそっと唇を離すと、政の耳元で呟いた。
「こんなにしやがって…。…この落とし前は、つけてくれるんだろうな?」
もとよりそのつもりだったのだろう。政は小さく笑うと、竜の腰の帯を解きにかかった。

先ほど、政は竜に「何も言うな」と言ったが、この一連の行動には、ちゃんと意味がある。
いつもより激しく、竜の唇を貪るのは。
この、明日の運命もわからない身の上で。
相手の体温を、存在を感じ取ることで、自分がここに存在していることを確かめる、言ってみれば「生きていることの証」であった。

「…おい、どうしたんだ?」
急に動きの止まった政に、竜が声をかける。
しかし政は、何か言いかけた竜を口付けで黙らせてしまう。
今、この時だけは、全身で感じる温かさに、ただ酔いしれていたかった。
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