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タートルズSS 「君のなかの空」 (ドナテロ×ミケランジェロ) 

穏やかな陽光が、芝生に降り注いでいる。
ケイシーのおばあさんの農場は、広大な敷地を誇り、僕たちが普通に外に出ても、咎められることはない。だから、ここは僕たちにとって、格好の骨休めの場所となっていた。
…十五歳の僕らに、骨休めなんか必要ないって? それがそうとも言えない。普段から戦いの中に身を置いている僕らにも、休息の時間は必要なんだ。現に今、僕の目の前にいるマイキーだって、
「いやっほー!」
我が家にいるとき以上に、明るくはしゃいで回っている。そんなに動いて、疲れないかね…。
「ふー…。」
芝生の上に敷いたビニールシートに寝そべり、空を眺める。下水道の中にいたんじゃ、到底見られない、青い空。風に吹かれて、雲が流れていく。この風景そのものが、僕らにとっては貴重なんだ。
「ねー、ドナちゃん!」
さっきまでそこらを走り回っていたマイキーが、僕の隣に来て、同じように寝そべる。大きく伸びをした後、マイキーはうっとりと呟いた。
「気持ちいいねぇ…。」
「…そうだね。」
僕は体を起こし、マイキーと同じように伸びをした。その目の前を、ちょうちょが横切ったから、つい反応してしまった。
「あっ、ちょうちょだ! 待てー!」
「ど、ドナちゃーん!」
立ち上がりかける僕を、マイキーの慌てたような声が押し留める。
「嘘だよ。ごめんね、マイキー。」
「もー…。」
マイキーは唇を尖らせながら、元のように横になる。僕はその隣に腰を降ろして、彼の顔をじっと見つめた。
「…どしたのドナちゃん。」
視線に気づいた彼に、僕はこんな事を言った。
「マイキーの目の中って、青空があるよね。」
「えっ…?」
知ってのとおり、マイキーの瞳は、キレイな空色。そのことを言われたと気づいたのか、マイキーがぽっと赤くなる。
「う、うん…。」
照れて視線を逸らすマイキーに、僕は触れるだけのキスをする。唇を離し、驚いた顔の彼に、続けて言葉を放つ。
「この青空を、こんなに至近距離で見られる権利は…、もちろん、僕だけのものだよね?」
「……。」
返事の代わりに、マイキーは僕にキスをくれる。マイキーの中の青空も、僕たちの上空に広がる青と同じく、どこまでも広がっているんだろう、きっと。






明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

2012年初の更新は、リクエストSSのドナミケとなりました。

「DM、お日様の中でのデート、えろす無し」という条件でございました。


ガイズをお日様の下に出すとなると、FFを舞台にするか、もしくはここ、ケイシーのおばあさんの農場ぐらいしかないような気がします少なくとも私は。
普通に服着てデートするにも、やっぱり外出は夜だと思うし。

「マイキーの目の中に青空がある」 ドニーのセリフですが、これ思いついた瞬間は「うわぁ。」ってなったんですけど、…ドニーだから、許せるっていうか、ねっ。


では、今日はこの辺で。
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