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タートルズSS 「皐月の風」 (ドナテロ×レオナルド) 

ケイシーのおばあさんの農場は、いつ来ても居心地がいい。
あまり人気がなくて、僕たちが外に出ていても、怪しまれることがないから、かもしれない。

小屋から少し離れた、大きな木の下。僕とレオはそこで、昼寝をしていた。
「…っ、う…。」
先に目が覚めた僕は、両腕を頭の上に伸ばし、首をこきこきと鳴らす。
(はぁ…、気持ちいいね。)
折りしも、時は五月。日差しは眩しく、風は心地よく、優しい木漏れ日が農場の周りに広がる森に降り注いでいる。
「……。」
聞こえてきた寝息に、僕は視線を隣に向ける。レオはまだ起きていないようで、微かに笑みを浮かべながらぐっすりと寝入っている。
(よく寝てる…。)
彼の寝顔を見ていると、途端に愛しさが溢れ出てくる。僕は、体の横に無造作に垂れた彼の手に、そっと自分の指を絡めた。
ぎゅっと握ると、温もりが伝わってくる。少しだけ赤くなってしまった頬をかくと、レオが小さく僕の名前を呼んだ。
「ドナテロ…。」
甘えるような呟きに、思わずときめいてしまう。それでも、寝言だと思って、僕は返事をしなかった。しかし、
「…ドナテロ…。」
二回も続けて呼ばれた。僕、君の夢の中で何やってるの?
「…なぁに、レオ。」
我慢できなくて、僕はつい返事をしてしまう。すると、僕の声が聞こえたのに満足したのか、レオの顔に浮かんだ笑みが深くなる。
(…うわ、やばい、可愛い…。)
ますます赤くなってしまった顔を伏せて、僕はどきどきと速い鼓動を打つ胸を押さえた。

僕の胸の中で、レオへの想いが鮮やかに色づいていく。この、新緑のように。

体中を満たす温かさが、泣きたくなるほど嬉しい。僕はレオの頬にキスを落として、吹き抜ける柔らかな風に目を閉じた。





あおきです。どうも。

フィンレオ強化月間が終わったので、お待たせしまくっているリクエストSSに手をつけなければなりませぬ。

今回は、リクSS第2弾の、DLでございます。
ついった診断メーカーで、「新緑の中で芽吹く、色」というお題が出まして、ラスト2行目の文章を思いついた瞬間「あ、出来た出来た」と、あっという間に出来上がりました。
うちのDLは、ドナテロが何故かへたれる傾向にあるので、普通に。

タイトルは、イメージ的にK/A/G/A/Y/A/のイラストからお借りしました。申し訳ない。

このSSは、リクエストしてくださったにゃとり様のみ、お持ち帰り可です。こ、こんなので宜しければ…!


では、今日はこの辺で。
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