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タートルズSS 「お気に入りの場所」 (ラファエロ×レオナルド) 

ふと、俺の脳内をかすめた疑問。
(…俺、レオのどの辺りに惚れたんだ…?)
言うまでもなく、俺はレオの奴に惚れている。…レオも、同じように思ってくれているはずだ。
心の奥深いところで繋がっている。それは当然のことなのだが、他にも、もっと俺を引き付けて離さない、何かがあるはずだ。

「よいしょっ、と…。」
考えに沈む俺の横に、当のレオが腰掛けてきた。リビングのソファーの上、俺から少し離れたところに陣取り、手に持っていた読みかけの文庫本を開く。
「……。」
ちょうどいい機会だ。この隙に、俺はレオを観察してみようと思った。


まず、頭のてっぺんに視線をやる。明るいライトグリーンの肌、顔を覆うバンダナは澄み切った青。
穏やかな琥珀色の瞳、甘いテノールの声、そんなのを、俺は上から順番に見つめていった。
バンダナの先がさらりと流れ落ちる、肩のライン。薄い影を作る鎖骨。文庫本のページをめくる指先、そして、腰から足にかけて…。
「…ん?」
その時、初めて俺の視線に気づいたように、レオがこっちを見る。
「どうしたんだ、ラファエロ…。」
微動だにしない俺を心配したのか、レオが口を開く。その瞬間、俺は眠りから急に覚めた様に、はっと息を呑んだ。

(見つけた)

俺が、レオの体の中で、一番気に入った場所。

「レオ。」
短く名前を呼んで、俺はレオとの距離を詰める。
「ラファエロっ…!?」
ソファーの上に押し倒すようにして、唇を塞ぐ。即座に滑り込ませた自分の舌で、俺はレオの体に見つけたお気に入りの場所― 彼の八重歯を、ちろりと舐めた。
途端に走る、電流にも似た恍惚。そのまま執拗に舐め続けていると、レオは思い切り首を振って、俺の口付けから逃れた。
「ぷあっ…、い、いきなり何をするんだ!?」
非難の言葉には答えず、俺はもう一度レオの口を塞ぐ。彼が吐き出そうとした荒い息を、そのまま閉じ込めて。
「んうっ…!」
呼吸する術を奪われて、レオの目に涙が滲む。俺は再び、レオの八重歯に舌を這わせた。すると、
「…ラフっ!」
強引に引き剥がされると、レオが涙目のまま、肩で激しく息をしているのが目に入る。
「…何だよ。」
「何だよ、じゃない! …き、キスをするなとは言わないが、その…、八重歯ばかり舐めるのは、止めてくれないか?」
最初は怒っていたレオの声が、徐々に羞恥によって小さくなっていく。口元を手で押さえたレオは、俺の視線から逃げるように視線を逸らした。
「別にいいじゃねぇか。…好きなんだよ、お前の八重歯。」
「なっ…!?」
露骨に顔を赤くし、完全に言葉を失うレオ。それをいい事に、俺は話を続けた。
「普段は隠れてるけどよ、喋るときにちらっと見えるのがいい。それに…。」
そこで言葉を切って、今度は触れるだけのキスを交わす。
「…こうやってキスしたときに、唇にお前の八重歯が触れてくるのが…、正直、堪んねぇ。」
「…ぁ、ラフっ…!」
舌の先端で、また八重歯をくすぐる。徐々に高まってくる熱を、俺は吐息で外に逃がした。小刻みに震えるレオの頭を抱きこみ、耳もとで囁いてやる。
「…別に、我慢する必要は、ねぇだろ?」
与えられる快楽に潤んだ瞳を見下ろすと、俺の体の奥が音を立てて波打つ。レオのバンダナを外そうと、手をかけたところで、
「…何やってんの?」
ドニーの声が、それを邪魔した。
「……。」
上半身だけを起こし、俺はドニーを半眼で睨みつける。
「あのさ、部屋でやんなよ。そういうのはさ…。」
ドニーの呆れ声が聞こえたのか、これ幸いとレオも口を開く。
「…ほ、ほら、ラフ…。ドニーもああ言ってることだし、この辺りで止めておこう。な?」
…止める? ここまで来といて、今さら止めて堪るか。
「つまり、誰も見てなきゃいいんだよな?」
「…えっ?」
驚くレオを後目に、俺はドニーに向かってひらひらと手を振る。
「んじゃ、そういう事だからよ。ドナテロ、ちっと席外しててくれ。」
「こらっ、ラフ…!」
一度キスをすれば、もうレオは抵抗できない。それが分かっているから、俺はレオの唇を、八重歯を、
…レオ自身を、たっぷりと味わった。





八重歯は正義!

あおきです。どうも。

このSSは、ツイッターの方で、某亀さまから頂いたネタを形にしたものです。
「八重歯って萌えますよね!」→「レオの八重歯が好きで、キスをねだるラフ」
こんな感じで盛り上がった結果です。しかもえろす未遂。どうなってるわたしの脳内。

タイトルは、最初は普通に英語で「Favorite」にしようかと思っていたのですが、日本語にしたほうが納まりがいいので、こうなりました。

八重歯も尻尾もあっていいと思うのよ、亀には。


では、今日はこの辺で。
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