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タートルズSS 「愛しすぎるから」 (ドナテロ×ミケランジェロ) 

数日前から始めていた研究が、どうにか一段落した。
「ふう…。」
疲れた体を休めようと、コーヒー片手にソファーまで行くと。
「んにゅ~…。」
すでに先客がいた。マイキーだ。気持ち良さそうに寝てる…。
僕はコーヒーをテーブルに置いて、毛布を一枚持ってきて、マイキーに掛けてあげる。
「…こんなとこで寝てると、風邪引くよ。」
そう、マイキーを起こさないぐらいの声で呟いたのに、
「…ん、あ、ドナちゃん…。」
「ありゃ。起こしちゃった?」
マイキーは、目を覚ましてしまった。眠い目を擦りながら、僕をじっと見てくる。
「んー、大丈夫。」
「ならいいけど…。ちゃんと自分のベッドで寝ないとダメだよ?」
…人のことは言えないなと思いつつも、僕はマイキーを諭す。するとマイキーは、軽く口を尖らせた。
「だってオイラ、ドナちゃんを待ってたんだもん。」
「…僕を?」
思いがけない言葉に、僕は一瞬だけ呆気に取られる。ソファーの上に寝転がったまま、マイキーは赤くなった顔を、毛布で目の下あたりまで隠す。
「…久しぶりに、一緒に寝たかったし。」
恥ずかしそうなその声に、思わず頬が緩んだ。あぁ…、まったく…。
「…それで、僕を待ってるうちに、ここで寝ちゃった、ってワケ?」
マイキーの頭の方に腰掛けると、すぐに足の上にマイキーの頭が乗ってくる。優しく撫でると、嬉しそうな吐息がこぼれた。
「当たり。ドナちゃん、なかなか戻ってこないから…。」
「…ごめんね。ようやく一段落したんだ。じゃ、待たせちゃったお詫びに…。」
「へっ?」
僕はいきなり、足の上のマイキーの頭を、両手で抱えて持ち上げる。戸惑う表情のマイキーに、僕はそっと口付けた。
「んっ…!」
舌を絡めて、口内を存分に味わう。片手でマイキーの体を支え、空いたもう片方の手を、すっと滑らせる。
「っ!」
指先を足の間に差し入れられて、マイキーが驚いて目を見開いた。
「ん…ふ、うっ…!」
下腹部から、脇腹、胸甲、そして鎖骨の辺りまで順番に撫で上げて、僕はマイキーから唇を離す。さっきよりももっと真っ赤になったマイキーに、僕はにっこり笑ってこう言った。
「…はい、お詫びはこれでおしまい。」
「…もー! ドナちゃんのエッチ!」
拗ねたのか、マイキーは怒ったような目をして、僕から視線を逸らしてしまう。ぷうっと膨れた頬にキスを落とすと、マイキーはじろっとこっちを睨んでくる。
(そんな可愛い顔で睨まれても、全然怖くないんだけどね。)
「ごめんね。マイキーがあんまり可愛いから、ついイタズラしたくなっちゃってさ。」
「……。」
謝ったのに、マイキーはまだ膨れた顔のまま。こうなったら…。
「まだ怒ってるの? じゃあ、一緒に寝るの、止めようかなー。」
「えっ、えっ、それはやだ…。」
僕がソファーから立ちかけると、慌ててマイキーが抱きついてくる。…ほら、やっぱり可愛い。
マイキーに引き止められて、僕はソファーに座りなおす。マイキーも体を起こして、僕に寄り添うように腰掛けた。
飲み頃の温度になったコーヒーを喉に流し込むと、マイキーは不思議そうな顔になる。
「ドナちゃん、寝る前にコーヒーなんか飲んで、眠れるの?」
「ん? あぁ、平気だよ。何たって、マイキーが一緒に寝てくれるんだからね。」
「うっ…。」
僕がそう言うと、マイキーは何故か、顔を真っ赤にして俯いてしまう。どうしたんだろ…。
「…あ、あのね、ドナちゃん…。」
「…何?」
恥ずかしそうにもじもじしながら、マイキーは僕にしか聞こえないくらいの、小さな声で呟いた。
「べ、ベッドの、中でなら…、いっぱい、イタズラしても、いいから…。」
「…へっ?」
最初、マイキーの言葉の意味が分からなくて、僕はぽかんとしてしまう。そして意味が分かると、今度は笑いが込み上げてきた。
「…はは、なるほど。つまり、ただ『一緒に寝る』だけじゃ、気が済まないわけだね?」
するとマイキーは、笑われたことが気に入らないのか、また頬を膨らませる。
「何だよー! 笑うことないじゃん! オイラだって、恥ずかしいんだからね!」
「あはは、ごめんごめん。でもさマイキー、先に寝ちゃ嫌だよ?」
「んー、それじゃあ…。」
マイキーは少し考えた末、僕の手からコーヒーの入ったカップを奪い取り、こくこくと半分ほど飲んでしまう。
「オイラも、カフェイン摂取。これで眠れなくなるから、だいじょぶでしょ?」
にっ、と笑うマイキーに、僕は頭を掻いた。敵わないな、マイキーには…。
「…そっか。」
カップを返してもらい、残ったコーヒーを一息に飲み干す。ソファーから立ち上がると、それを待っていたようにマイキーも立ち上がる。
「じゃ、ベッドに行きましょうかね、マイキー。」
「うん!」
にこにこ笑うマイキーにコーヒー味のキスをしながら、僕たちは並んで階段を上っていった。





あおきです。どうも。

何ヶ月ぶりかのドナミケです。

あれだ、震災の時に書いて以来ですね。

ラフレオや闇レオレオは書いてますが、ドナミケはご無沙汰だなと思って、書き上げてみました。


以前から妹に、「マイキーに『ドナちゃんのエッチ!』って言わせるSSを書いてくれ」と言われていまして。
…裏行きにするか、とも思ったのですが、ここはほんのり風味にしておこうと思いました。

可愛い子って、構って遊びたくなりますよねー(*´∀`)

では、今日はこの辺で。
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