07« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»09

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カテゴリ: スポンサー広告

tb: --    cm: --

タートルズSS 「Heal」 (ラファエロ×レオナルド、おっさん) 

まだ気だるさの残った体を、無理やりベッドの上に起こす。
「はぁ…。」
肩を落として、大きく息をついた後、俺はまだ眠ったままのレオナルドの顔を、じっと見つめた。

久しぶりに、肌を合わせた。こんな行為は、もう何年も行っていなかった、というのに。
だが、それでも、一度抱いた思いは消えなかった。レオナルドを、…愛おしく思う、あの感情。
若い頃は、それを一言も告げることがなかった。想いをひた隠しにしながら、彼との行為だけを重ねていた。

そして、昨夜。やはり想いを伝えることのないまま、俺たちは無心で互いを求め合った。

(こうやって目ぇ閉じてると、何も変わんねぇように見えるな…。)
俺たちはまだ、戦いの中に身を置いている。何度となく敵を迎え撃ち、時にはこちらから攻めに行ったり…。
体の傷も増えた。俺は片目、レオナルドは両目の視力を失っている。だが…、
今、ベッドで眠っているレオナルドの顔は、十五才の時と何ら変わっていないように見える。
「……。」
俺はそっと、閉じられたレオナルドの目の上に、自分の右の手を重ねた。
傷だらけの指先が、瞼に触れる。確かに感じる、レオナルドの体温。
「…何やってんだろうな、俺…。」
自嘲するように笑って、俺は手を離そうとする。しかし、
「…まだ、離さないでくれ。」
閉じられていたはずのレオナルドの唇から言葉が滑り出し、俺は瞬間的に手を止めてしまう。
「レオ…?」
訝しむように問いかけると、レオナルドは俺の手首を掴み、再び自分の顔に乗せた。光の失せた両の瞳に、覆い被せるように。
「もう少しだけ、このまま…。」
小さな声での嘆願に、今度はまごうことなき苦笑が漏れる。
「…お前、いつから起きてたんだ?」
俺の問いには答えず、レオナルドは俺の手の感触に、薄くではあるが安堵の表情を浮かべた。
「……ったく、よ…。」
レオナルドの顔に乗せた手はそのままに、俺は体勢を変え、レオナルドの上に身を屈める。
唇を奪うと、吐息とも声ともつかないものが、俺の耳に届く。舌を絡め、互いの内部まで入り込もうとするような、濃厚な口付け。
「…っは、ぁっ…!」
口を離すと、レオナルドは顔を紅潮させ、小さく震えている。体内の熱を呼吸で逃がそうとするが、上手くいっていないようだ。
「…どうしたんだお前…。まさか…。」
俺はある可能性に思い当たり、視線をレオナルドの足の付け根へとスライドさせる。…思ったとおりだった。
首をもたげ始めたレオナルドの中心部に、俺は呆れたような声を漏らす。
「…はっ、キスだけでこのザマかよ。見えなくなっちまった分、敏感になってんじゃねぇか?」
「っ…、うるさい…!」
真っ赤な顔で言われても、まったくと言っていいほど迫力がない。喉の奥に笑いを収め、俺は再びレオナルドの隣に体を横たえた。
「…ラファエロ、しないのか…?」
「…馬鹿言え。そんな体力、残っちゃいねぇよ。」
俺はそう答えると、手のひらをレオナルドの目から頬に移した。閉じていた目が、うっすらと開かれる。
ふっと沈黙が落ちる。その静かさを崩さぬくらいの声で、レオナルドが呟いた。
「…俺、安心したよ…。」
「…?」
いきなり、意味の分からないことを言われて、俺は軽く眉をひそめる。
「何がだよ。」
「…ラファエロの手が、昔と変わらず、…優しくて、さ。」
「……。」
俺が返答に困っているうちに、レオナルドは頬を包む俺の手に、自分の手を重ねてくる。
その顔は、若い頃を思い出しているような、遠くを見つめる笑み。数度の瞬きの後、安心したように、またその両目は閉じられる。


レオナルドは、また眠ってしまった。側に俺がいることを確信してか、唇の両端を笑みの形にしたまま。
俺は改めて、自分の手を観察してみた。数え切れないほどの武器を握り、敵を倒してきた、この手。

この手で出来ることなんか、たかが知れている。だが、

俺がお前の肌に触れることで、お前が癒され、安心するというのなら、

俺は、喜んでそうしよう。






おっさんラフレオも、だいぶ数か増えてきました。あおきです。どうも。

ついった診断メーカーから、「5日以内に4RTされたら、裸でキスをするおっさんラフレオを書きましょう」というお題が出まして。こっそりツイートしてみました。


まあ、普通に考えて、5日もいらないですよね。はい。

だってラフレオですからね。

本当はえろす展開にしても良かったんですが、そうすると今度はわたしが止まらなくなっちゃうので、そこは自重。

では、今日はこの辺で。
スポンサーサイト

カテゴリ: タートルズSS(RL)

tb: 0   cm: 0

« タートルズSS 「キャラメルシュークリーム」 (ラフレオ+ドナミケ、こかめ)  |  タートルズSS 「You are the light of my life」 (ラファエロ×レオナルド、おっさん) »

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://deepaquaforest.blog106.fc2.com/tb.php/113-cce08cff
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。