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タートルズSS 「アニキのキモチ」 (ラファエロ×レオナルド) 

朝の修練を終えた後、俺はいつものように、我が家の外に遊びに行くことにした。
「……よし。」
誰もいないのを確かめて、俺はそっと家を抜け出す。スプリンター先生はともかく、あの優等生に見つかったら大変だからな。
だけど、もう少しで出口、ってところで、後ろから声が掛けられちまった。
「ラファエロ!」
(うわ…!)
怒ったような声に、俺は思わず肩をすくめて振り返る。そこにはやっぱり、うちの優等生、レオナルドが立ってた。
「どこに行くつもりなんだ?」
「…別に、どこだっていいだろ。」
見つかったのが何だか気まずくて、俺はレオナルドから視線を外す。
「スプリンター先生に言われただろ!? 外は危険だから、出ちゃダメだって…!」
「遊びに行くぐらい、いいじゃねぇか! それに、お前には関係ないだろ!」
「関係ある!」
はっきりと言い返されて、俺は次の言葉を出しそびれた。びっくりしてレオナルドをじっと見てると、急にあいつは俺からぷいっと顔を背けて、何かぶつぶつ言い出した。
「…俺は、ラファエロと一緒にいたいんだ…。」
「……え?」
一瞬、レオナルドが何を言ったかわからなくて、俺は思わず聞き返す。と、レオナルドは怒ったような、俺のバンダナより真っ赤になった顔で、俺を睨みつけた。
「…それぐらい、分かれよ、バカエロ!」
びっくりしてる俺を置き去りにして、レオナルドは我が家の方に走っていく。その後でやっと我に返った俺は、慌ててレオナルドを追いかけた。
「おい、待てよレオナルド!」


「…ははっ。」
我が家のソファーの上、思わず小さな笑いを零した俺を、隣で本を読んでいたレオナルドが不思議そうに見てきた。
「どうした? ラファエロ…。」
「…いや、ガキの頃から、何か色々あったな、って思ってよ。」
ひとしきり笑った後、俺は体ごと、レオナルドのほうに向き直った。
「…なぁ、レオナルド。」
「…ん?」
呼びかけられて、レオナルドは本を閉じてこっちを向く。その目を真っ直ぐに見つめながら、俺は口を開いた。
「…『アニキのキモチ』、俺は分かってるつもりだぜ?」
「なっ…!?」
急にそんな事を言ったからか、レオナルドの頬が途端に真っ赤になる。そんなあいつの頬に、俺はそっと手を伸ばした。
「ラファエロっ…!」
ソファーの上で、少しだけ空いていた俺たちの体の距離が、一気に縮まった。






甘っ。

久々のラフレオです。長文上げた次の日なので、短めにまとめました。

妙なタイトルですが、ツイッターでの会話の中で出てきたものです。おーねーがーいー わーかーってーよー アニキのキモチ♪ こんな歌詞です。
やっぱり歌詞とか、音楽からのインスパイアが多いですね。

スペシャルサンクス:ckwさん  どうもありがとうございました!


では、今回はこの辺で。

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