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タートルズSS 「最後の一センチ」 (おっさんRL、現代パラレル) 

レオナルドとの付き合いは、羞恥心との戦いでもある。
時々見せる、成人男性とは思えないほどの…、ある種の可愛らしさのようなモノ。そして、それが醸し出す甘い雰囲気。
飲まれたら負けだ。照れたら負けだ。分かってはいるが…、目下、連敗中である。


部屋に広がる、甘いチョコレートの匂い。テーブルの上にあるのは、取りやすいように広げられたポッキーの袋。
近所のドラッグストアで安売りしていたのを、二人で買ってきたのだ。少し多めに買ってきたので、残りは冷凍庫に入れてある。

「そういや、ポッキーの日って売り場に書いてあったな」

「…だからあんなに安かったのか」

「お客さん、みーんなポッキー買ってたもんな」

みんな考えることは一緒だな。俺は苦笑を浮かべつつ、ポッキーを一本手に取り、膝の上の雑誌をめくる。

レオナルドはテレビを見ながら。俺は雑誌を読みながら。順調にポッキーは減っていき、俺とレオナルドが同時に手を伸ばしたときには、最後の一本になっていた。

「あ、悪ぃ。食っていいぞ」

俺が手を引っ込めると、レオナルドは残ったポッキーを袋ごと自分の方に引き寄せ、…食べようとしない。

「食わねぇの?」

俺が問うと、レオナルドはようやくポッキーをつまみ、何故か俺をじっと見つめてくる。その意味を悟り、俺は緊張感に身を強ばらせた。

…一本だけ残ったポッキー、何かを願うようなレオナルドの視線、これは、まさか…!

「…まさかお前、したいの? ポッキー、ゲーム…」

恐る恐る投げた言葉に、レオナルドが頷く。予感的中かちきしょう!

お前何でそんなに変なとこで乙女なんだよとても同じ年齢のおっさんとは思えねぇよ頼むから顔赤らめんの止めてくんねぇかな

ああっ、たく!

「一回だけだからな!」

目まぐるしく変わる思考を、気合いで飛ばす。照れもあってか、自然と声が大きくなる。どことなく嬉しそうにポッキーをくわえるレオナルドに、そっと顔を近づけた。

チョコレートの付いていない箇所は、さっきまでレオナルドがつまんでいたからか、少し温かい。焦らすように食べ進めていくと、レオナルドの目が静かに閉じられる。俺は彼の頭の後ろに手をやり、最後の一センチだけ残して、一度顔を離した。

「…?」

それまで閉じていたレオナルドの目が、訝しげに開かれる。俺は口の中のポッキーを飲み下して、ぽつりと一言。

「…焦らしたほうが喜ぶだろ、お前」

「…っ」

そして、今度こそ。レオナルドの頭を引き寄せ、残った一センチをかじり、唇が触れ合う。チョコレートのせいか、普段よりも甘い口付け。

彼の唇についたチョコレートを舐めとり、レオナルドが口の中に残った部分を食べて、終了。

「…満足か?」

「…あぁ」

そうか満足か。そりゃ良かった。おかげで俺はまた負けたよ。もう笑うしかねぇな。

「あーあ! 甘酸っぺぇなこんちくしょう!」

大きく伸びをして、俺は肩を震わせて笑い出す。それにつられて、レオナルドもくすくすと笑う。
しょうがねぇ、せっかく甘い雰囲気なら、たまには乗ってみっか。

「なぁ、レオナルド」

「何だ」

「普段あんまり言わねぇけどさ、…愛してんぜ」

「…俺も、お前を愛してる」

「よし」

胸を満たす温かさに、俺は心からの笑顔になった。



さぁ、もう一度、チョコレートより甘い口付けを交そう。

二人を隔てる、最後の一センチの距離を、ぐっと詰めて。








ぎりぎり間に合ったポッキーの日

去年はジックスD、今年はおっさんラフレオです_(:3 」∠)_

糖度レベル:極甘

どうぞ召し上がれ♪
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タートルズSS 「真夜中のダンディー」 (おっさんRL、現代パラレル) 

(注:おっさんラフレオ、パラレルです。ラフ:サラリーマン、部長クラス レオ:喫茶店のマスター、無口 二人は同棲中。年相応に落ち着いた関係です。)





照明を全て落とした、自分の部屋。ベッドの上に身を起こしながら、俺はたっぷりとため息を吐き出した。
横では、レオナルドが微かな寝息を立てている。先ほどまで肌を合わせていたとは思えないほど、静かに。

互いの年齢と体力のこともあり、肌を合わせるのは、週末、次の日が休みの日の夜と決めている。気だるく心地良い疲れに身を浸しながらも、何故か眠れず、俺はそっとベッドを抜け出した。
時刻は真夜中をとうに過ぎ、少しずつ街の明かりも消えていく。窓辺にもたれて煙草を吸いつつ、ひんやりとした夜気に紫煙をくゆらせていると、背後からぺたぺたと足音が聞こえてきた。

「レオ、起きちまったのか?」

「…目が覚めたら、お前がいなかったから」

拗ねたような表情は、照れてることの証。時々コイツは、妙なところでこういった一面を出す。いつも側にいてくれないと嫌だ、とでも言いたげな。
そして、レオは当然のように俺の隣に来る。…煙草の煙が来ないように、ちゃんと風上を選んでいるところなんぞ、さすがだな、と思ってしまう。

それきり、何を話すでもなく、訪れる沈黙。無言の空間は、別に不愉快ではない。が、ごくまれに陥る甘い雰囲気は、年甲斐もなくというか…、やはり少し苦手だ。

くわえていた煙草が半分ほどになったとき、俺は意を決してレオに問いを投げかけた。

「なぁ、レオ」

「…何だ」

「お前、俺と一緒にいて、幸せか?」

我ながら、とりとめのない質問だったと思う。レオはゆっくりとこっちを向き、少々呆れたような顔になった。

「…言わなくても分かると思うが」

「はっきり言わなきゃいけねぇ時だってあんだろ」

煙草を携帯灰皿に突っ込んで消すと、レオは夜中の空気を味わうように深く呼吸をし、ぽつりと呟いた。

「…幸せだ。恐らく、お前が思っている以上に」

「…そうかよ」

レオの答えを聞いて、何となく張り詰めていた気が緩んだ。

「安心したぜ」

普段から、レオは自分の感情をあまり言葉にしない。そんな彼が、きっぱりと「幸せだ」と言うのだから、それは偽りのない真実だと言える。つまりレオは、俺と一緒にいて、心から幸せだと感じてくれている、ということで…。

(…やっべ)

照れは、後から襲ってきた。朱に染まった頬を見られたくなくて、あらぬ方向に視線をやる。するとレオが、珍しくおねだりをしてきた。

「…ラファエロ、キスしてくれないか」

「…えっ、いいけど、煙草臭ぇぞ?」

「構わない」

俺を見るレオの目は、真剣だった。だからこそ、俺はレオにまいってしまうのだ。

「…はいよ」

右手を伸ばして、そっとレオの体を引き寄せる。交わした口付けと、二人の漏らした吐息が、更けていく夜に溶けていった。

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タートルズSS 「春になったら」 (ラファエロ×レオナルド、捧げ物) 

リビングのソファーで、レオナルドはエイプリルからもらった雑誌に目を通していた。
ページを指先で弄びながら、彼が熱心に見つめている本。それは、日本を特集した旅行雑誌。有名な観光地が多数載っていたが、中でも一番レオナルドが目を引かれたのは、「お花見」の記事。
満開の桜の中を人々が歩く写真は、レオナルドに少なからず、憧れの情を抱かせた。
「いいなぁ…。」
「何が?」
不意に後ろから掛けられた声に、レオナルドは驚いて本を取り落としそうになる。慌てて振り向くと、そこには不思議そうな顔のラファエロがいた。
「ら、ラファエロ…。驚かさないでくれ…。」
「…悪ぃ。 で? 何がいいって?」
「ほら、これ…。」
重ねて問いを投げるラファエロに、レオナルドは先ほどまで自分が見ていたページを見せる。ラファエロは本を受け取りつつ、レオナルドの隣に深く腰掛けた。
「日本には、『お花見』という風習があって、春になると、満開の桜を見に、たくさんの人が集まるんだそうだ。」
「…ふーん。」
気のない返事をしながらも、ラファエロはじっとその記事に目を通す。レオナルドはほうっとため息をつき、ソファーの背もたれに体を預け、天を仰いだ。
「行ってみたいな、お花見…。」
うっとりとした呟きに、ラファエロは本から顔を上げ、ぽつりと一言。
「んじゃ、一緒に行くか?」
「…えっ?」
きょとんとするレオナルドに、ラファエロは小さく笑ってウィンク一つ。
「春になったら、な。」
「ラファエロ…!」
自分の望みが、何よりも愛しく想う存在によって、叶えられようとしている。レオナルドは顔を紅潮させ、大きく頷いた。
「あぁ。春になったら、絶対行こうな…!」
絡め合わされた小指の感触に、自然に胸が高鳴る。温かくなった胸を押さえながら、レオナルドはラファエロの胸に頬を寄せた。


そして、約束は果たされる。セントラルパーク内の、湖のほとりに植えられた桜が、ちょうど満開を迎えていた。
きっちりと変装用の衣服を着込み、ラファエロとレオナルドはパーク内へと入っていく。昼間にも関わらず、花見を待ち望んでいた人々で、パークの中は混雑していた。
「すごい人だな…。」
毛糸の帽子を深く被りなおし、レオナルドは感嘆の呟きを漏らす。確かに桜は見事だが、立ち止まってじっくり眺めることは少し難しい。人ごみの中を縫うように、二人は小走りで進んでいた。
「屋台も、結構出てんな…。」
遊歩道の中は、花見客と、彼らからの売り上げを当て込んだ屋台で賑わっている。先を行くラファエロにレオナルドが追いつくと、ラファエロの口からこんな言葉がこぼれた。
「マイキーの奴を連れてこなくて、正解だったな…。」
少しげんなりした呟きに、レオナルドは笑ってしまう。確かにあの弟なら、屋台で売られている食べ物に片っ端から手を伸ばし、きっと叱られているだろう。まざまざと浮かぶ光景に、レオナルドはくすくすと笑い続ける。
「っと、レオ。」
「何だ?」
ようやく笑いが収まったレオナルドは、突然、空いていた手をラファエロに握られ、戸惑ったような表情になる。
「…ラファエロ?」
「あー、その、アレだ…。…はぐれちまうと、困るから…。」
照れのためか、ラファエロの頬は朱に染まっている。少し震えながら顔を背ける彼に、レオナルドは一度収まった笑いがまた込み上げてくるのを感じた。
「手を繋ぐより、俺はこっちがいいな。」
絡まった指を解き、レオナルドは自分からラファエロの腕にしがみつく。しっかりと腕を絡ませると、ラファエロは一瞬驚いたような顔になり、すぐに仏頂面になってしまった。
「…ちっ、しょうがねぇな。しっかり掴まってろよ?」
「あぁ。…ありがとう、ラファエロ。」
その仏頂面が、照れ隠しのためにわざとやっていることを、レオナルドは知っている。
心底幸せそうな顔で、レオナルドはラファエロと並んで歩く。しっとりと垂れ下がった桜の枝は、そんな二人を優しく包むように、風に乗せて花びらの雨を降らせた。







明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

今年初の更新は、ラフレオになりました。「甘々なラフレオが読みたい」とリクエストを頂いていたものです。
糖度の高いSSなら大得意ですからっ

今年もこんな感じで、甘くて優しいSSを書き続けます。皆様どうぞ、よろしくお願い致します。


このSSは、「視力測定」の、カノウフクスケ様への捧げ物です。カノウ様のみ、お持ち帰り可です。


では、今日はこの辺で。

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タートルズSS 「愛しい背中」 (ラファエロ×レオナルド、おっさん) 

照明を全て落とした部屋の中。カーテン越しに、月の光が筋となって部屋の中に入ってきている。
一寝入りしたからか、妙に頭がすっきりしている。俺は何度か瞬きを繰り返し、頭を完全に覚醒させた。
開け放たれたアコーディオンカーテンの向こうに、先ほど行ったクリスマスパーティーの名残りが広がっていた。普段より少し高級な肉を使ったステーキと、赤ワイン。そして小ぶりのケーキ。二人きりなのだから、そんなに量は多くないが…、食べて風呂に入った直後、俺は眠気に勝てず、すぐに寝入ってしまった。そして今、夜中に目を覚ました俺の隣に、レオナルドが眠っている。
自分の部屋で寝れば良いものなのに、わざわざ俺のベッドに入って寝てるってのは…、やっぱり、俺と少しでも一緒にいたい、って事なんだろうな、多分。
「……。」
彼は、俺に背を向けて寝ている。こんなにぐっすり寝ているのは、それだけ俺のことを信頼してくれているからだろう。だが、
「…レオナルド。」
彼が寝ているだろうと分かっていながらも、声を掛けずにはいられなかった。
「こっち、向いてくんねぇの?」
やはり、顔が見たい。一縷の望みをかけてそう呟くと、目の前のレオナルドが、小さく身じろぎをした。
(お?)
そのまま見ていると、レオナルドはころりと寝返りを打ち、俺の方に顔を向けてくれる。瞼は閉じられたままだったが、それで十分だった。
穏やかな寝顔を見ていると、こちらの気持ちまで優しくなってくる。そっと頭を動かし、レオナルドと額を触れ合わせる。
「…普段は、あんまり言わねぇけどさ。」
小さな、それでも、レオナルドには確実に聞こえるぐらいの声音で。
「…俺、お前が好きだよ。」
想いを紡いだ言葉は、ちゃんと彼の耳に届いたらしい。その証拠に、レオナルドは言葉の余韻が終わる頃、こくりと頷いてくれたから。
体と心を満たす温かさに、不覚にも涙腺が緩む。抑えきれない感情が、瞳から溢れ出した。
「…っ、ラファエロ…?」
目頭を押さえ、溢れてくる涙を拭っていると、レオナルドが目を覚ましてしまった。
「何故、泣いているんだ…?」
「…悪ぃ、起こしちまったな。ったく、年取ると涙もろくなっていけねぇや…。」
目じりに残る涙を拭い、俺はレオナルドを至近距離から見つめる。
「つくづく、幸せだと思ったらさ。何か、泣けてきちまって…。」
いかにも青臭いが、これは本音だ。するとレオナルドは、少しだけ目を細め、ぽつりと呟く。
「…俺も、幸せだぞ。」
その頬が、ほんの少しだけ朱に染まっていたのは、恐らく見間違いではない。俺は納得したように何度も頷き、安堵の笑みを浮かべた。
「…そいつぁ何よりだ。」
俺が笑ったのを見て、レオナルドも薄くではあるが笑ってくれる。全身で感じていた温かさが、彼を抱きしめると、さらに大きくなった。


メリークリスマス、レオナルド。

これからも、ずっと一緒にいてくれな…。







ケーキよりも甘いSS、お届けに上がりました。

皆さま、メリークリスマスです。

では。

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タートルズSS 「snug」 (ラファエロ×レオナルド、おっさん) 

(註:このSSは、当サイトに置いてあります、サラリーマンラフ×喫茶店のマスターレオのSSでございます。設定が分からないと仰る方は、サイトのほうにあるSSを先に読んでいただけると嬉しいです。)




「うー、寒ぃ…!」
深夜、目を覚ました俺は、急に用を足したくなり、暖かいベッドの中から思い切って抜け出した。
途端に、冷え切った空気が体を包む。タイマー設定しておいたファンヒーターはとっくに切れており、暖かい空気はほとんどなくなっていた。そんな中を、小さく震えながら歩く。
アコーディオンカーテンを開けると、やはり冷え切ったリビングが広がる。俺はレオナルドを起こさないように、静かにリビングを通り抜け、用を足す。水道の蛇口を捻ると、凍る寸前ではないかというくらい冷えた水が出てきた。
(うあー…!)
指先がびりびりと震えるぐらいの冷たさに耐えつつ、俺は手を洗い終える。タオルで濡れた手を拭くも、完全に感覚が消えうせている。何か、温かいものは…。
視線を巡らすと、リビングの壁際にあるベッドが目に飛び込む。ベッドの持ち主であるレオナルドは、布団ですっぽり体をくるんで、ぐっすりと眠っていた。その寝顔をを見ているうちに、ふと、いたずら心が沸き起こる。
(よし…。)
意を決した俺は、レオナルドが体にかけている布団を捲り上げ、出来た隙間に潜り込み、身を横たえた。
「あー、あったけー…。」
レオナルドの体温で温まった空間。冷え切った俺の体を、ふわりと包んでくれる。深く息を吐くと、キレイな琥珀色の瞳が、至近距離から俺を睨みつけていた。
「…お、起こしちまったか?」
軽い口調で言いながら、俺は寝返りを打ち、レオナルドの体を抱きしめる。すると、途端に彼の顔が強張った。
「つめ、た…!」
「あ? …あー、手ぇ洗ってきたからな。仕方ねぇだろ。」
まぁ、いきなり抱きしめるのも可哀想か。そう思って手を引っ込めると、レオナルドは俺の手を掴み、冷えた指先を自分の手のひらで温めてくれた。
「…悪ぃな。」
「いや…。」
自分の体温を俺の手に塗りこむように、レオナルドは俺の指先を握って、擦り続けてくれる。少しずつ感覚が戻ってきて、俺は改めてレオナルドに礼を言った。
「ありがとな。助かった。」
そろそろいいだろうとばかりに、俺はレオナルドの体を抱きしめる。今度は文句を言うこともなく、レオナルドは俺の腕の中にすっぽり収まる。
しかし、その目は開かれたまま。どうしたのかと思っていると、不意にレオナルドが口を開いた。
「…ラファエロ。」
「ん? どうした。」
「…し、しない、のか?」
ようやく聞き取れる程の小さい声で、彼はそんなセリフを吐く。しないのかって、つまり…!?
「……っ。」
彼の意図を察し、俺は本気で顔を赤らめる。しばし虚空に視線を彷徨わせ、やっと一言だけ口にした。
「あ、明日、仕事行ったら、次の日は休みだからよ。明日の夜、な。」
「……。」
レオナルドは、少し不満そうに口を尖らせる。俺は彼を宥めるために、最終手段を使った。
「…今は、コレで我慢しとけ。」
拗ねたままの唇を奪うと、レオナルドは一瞬目を見開き、すぐに目を閉じてキスを受け入れる。
「…な?」
予想外にキスをもらったのが嬉しかったのか、レオナルドは頬を染めて、こくりと頷く。ったく、何だってこんな可愛い反応なんだ。
「…お休み。」
照れ隠しか、レオナルドはもごもごと呟いて、俺の胸に顔を埋めてしまう。程なくして、穏やかな寝息が聞こえてきた。
「…ん、お休み。」
背中に回した手に力を込めて、俺も小さく呟く。そして、首だけ天井に向けた状態で、苦笑を漏らした。


よりによって、「しないのか」と来た。
確かに、俺もあの行為は嫌いではない。が、それだけが全てではない。俺にとっては、レオナルドと一緒の時間を過ごせることが、もうすでに幸せなのだから。
(ま、そんだけ、俺を欲しがってくれてる、ってことだわな…。)
可愛らしいおねだり。悪い気がするはずもない。明日の夜、楽しみにしてろよな。
すっかり温まった体。俺もレオナルドの後を追うように、眠気に任せて目を閉じた。






広告出るのを阻止したぜ

あおきです。どうも。今回は久々におっさんラフレオですん。
…でも、このレオの反応を見る限り、ほんとにおっさんか…? と疑問が残る仕上がりに。

…これでもおっさんだよ

タイトルですが、「温かい」をモチーフに話を書きたいな → 和英辞典のお世話に → snug…? → 意味:寄り添って心地よく就寝する

ktkr(゚∀゚)

いくつか意味がある中での一例ですが、こんなにぴったりくる単語はねぇだろう、という。

明日の夜、二人がどうなるかは、押して知るべし(・∀・)


では、今日はこの辺で。

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